世界大百科事典(旧版)内のロクロクリンの言及
【コイ(鯉)】より
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[特徴]
コイの形態上の一般的な特徴は4本の口ひげをもつこと,上下の両あごに歯を欠くが,そのかわりに咽頭骨(いんとうこつ)に3列の臼状(きゆうじよう)の歯(咽頭歯)をもつこと,背びれの基底部の長いことなどである。ふつうのコイは側線上の有孔鱗数が32~39枚くらいで,昔,コイにロクロクリン(六六鱗)という別名があったのは側線鱗数36枚の個体が多く見られたことによる。
[生態]
野生のコイは水温が高く,やや富栄養の水質をもつ平野部の湖沼や河川の中・下流域の流れの緩やかな水域に好んですむ。…
※「ロクロクリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」