世界大百科事典(旧版)内のロシア共和国の言及
【空軍】より
…一般に軍隊は陸軍,海軍,空軍の3軍で構成されており,通常,空軍は航空機,ミサイルをおもな武器とし,主として空中,宇宙空間を活動の舞台としている。またアメリカの戦闘空軍,太平洋空軍,第5空軍などのように,上記空軍の編制上の部隊単位名としても使用される。なおair forceは陸・海・空軍の全航空部隊を総称する言葉としても使用される。
【沿革】
近代軍は陸軍に始まり,次いで海軍が生まれた。1903年アメリカのライト兄弟による動力飛行機の初飛行以降,世界の列強は航空機の軍用化につとめ,第1次世界大戦で軍用機は陸・海軍に所属し,開戦当初は偵察を主としたが,やがて空中戦闘,爆撃などに使用され注目を浴びた。…
【ロシア連邦】より
…また,ロシアの長期にわたる植民の結果として,元来の非ロシア人地域でも今日の人口としてはロシア人が多数派になっているところも多い。
【国家の発足】
ソ連の中でのロシア共和国の位置は,一方では連邦全体の中核とみられながら,他方では,全体としてのソ連と区別されるロシアの独自性は薄いという両義性をかかえていた。ソ連の国家機構とロシア共和国の国家機構はともにモスクワにおかれ,前者が後者を代行する側面が大きかったため,後者は,他の共和国に比べてさえも,形骸化する傾向が強かった。…
※「ロシア共和国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」