世界大百科事典(旧版)内のロシア神話学派の言及
【スラブ神話】より
…これら聖人のイメージは近代の民衆生活において崇拝の対象として根強く保存された。
[研究史と芸術分野における受容]
神話研究は19世紀半ば以降に民族(俗)学,言語学,考古学など関連分野の進展,ならびにドイツやイギリスの神話学研究の影響とともに始まり,ロシア神話学派と呼ばれる一連の研究者が輩出した(F.I.ブスラエフ,A.N.アファナーシエフ,A.A.ポチェブニャー,O.F.ミルレルら)。その後は明確な神話テキストが存在しないこともあって,研究は民間信仰や伝説研究あるいは考古学のレベルで行われた。…
※「ロシア神話学派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」