世界大百科事典(旧版)内のロスチャイルド,N.M.の言及
【ロスチャイルド家】より
…1806年ヘッセン国の瓦解にあたって,彼はヘッセン伯の巨富を無事ロンドンに移すことに成功し,みずからもまたこれにより莫大な利益を得た。 すでにロンドンに渡っていた彼の三男ネーサンNathan Meyer R.(1777‐1836)は同地にロスチャイルド銀行を開き,イギリスの対ナポレオン戦争の戦費をまかなうという大事業をやってのけた。またパリに移住した五男ジェームズJames(Jakob) Meyer R.(1792‐1868)はネーサンと協力してフランスにおける王政復古を財政面で支える役割を果たした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」