世界大百科事典(旧版)内のロックウサンの言及
【土公神】より
…現在では竈神の様相が強いが,四季の土用には土を動かすなとか,春秋の社日(しやにち)には土公神をまつるなど,地霊的側面もある。中国地方の民間ではロックウサンなどと呼ばれ,家の火所にまつられ,火や竈の神のほか農業神や家族の守護神とされる。修験者は病気を六三のたたりとし,患者の年の数を9で割って残った数を身体の各部に付けた数と照合して患部を明らかにし,六三よけの秘法を修することによって民衆の不安にこたえた。…
※「ロックウサン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」