世界大百科事典(旧版)内のロドマチンの言及
【オモクロム】より
…個眼は節足動物の複眼にある個々の小眼で,オモクロムはその角膜の後面にある光受容の単位に含まれている。キサントマチンはフェノキサゾン誘導体で,このほかにオマチンD(キサントマチンの硫酸塩)やロドマチンという化合物も知られる。クラゲ,昆虫類,甲殻類,頭足類などの眼,皮膚,翅などに存在するが,とくに眼では遮へい色素として入射光の調節に関与するといわれている。…
※「ロドマチン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」