ロロ・ジョングラン(読み)ろろじょんぐらん

世界大百科事典(旧版)内のロロ・ジョングランの言及

【チャンディ】より

…ブロック状に切られた方形の石を水平に積み上げて造られ,その内部には遺灰が納められ,さらに仏像や神像が安置され,礼拝の場となる。チャンディは仏教あるいはヒンドゥー教のもので,代表的なものに仏教のボロブドゥール,ヒンドゥー教ではプランバナン遺跡群のなかのロロ・ジョングランがある。〈チャンディ〉は古代ジャワ語(カウィ語)で,その語源は一説にヒンドゥー教の死の女神ドゥルガーの別名チャンディカに由来するという。…

【プランバナン】より

…インドネシアのジャワ島中部,ジョクジャカルタの東方15kmにある村。その中心にはロロ・ジョングランLoro Jonggrang(別名チャンディ・プランバナンChandi Prambanan)と呼ばれる優れたヒンドゥー教寺院遺跡があり,世界的な仏跡ボロブドゥールとともに双へきをなす。また宮殿のあったラトゥボコの丘や仏教寺院のカラサン,セウ,サリ,プラオサンなど約30の寺院遺跡(チャンディ)が点在している。…

※「ロロ・ジョングラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android