世界大百科事典(旧版)内のロンバード・ストリートの言及
【ロンバード街】より
…ロンドンのテムズ川北岸のいわゆるシティに位置し,イングランド銀行から東に走る300mほどの通りの名称であるが,多くの銀行や保険会社が軒を連ねているため,ロンドン金融市場の別名として慣用されている。ロンバード・ストリートともいう。 イギリスでは13世紀末にエドワード1世がユダヤ系金融業者を追放したが,この前後から北イタリア,ロンバルディアLombardia出身の商人たち(ロンバルディア人)が来住し,貿易とからめて両替・為替業を営み,銀行業者の地位を確立した。…
※「ロンバード・ストリート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」