ロンベルク徴候(読み)ろんべるくちょうこう

世界大百科事典(旧版)内のロンベルク徴候の言及

【脊髄癆】より

…脊髄後根および後索に変性を生じるため,深部感覚の鈍麻と,これに基づく脊髄癆性運動失調を生ずる。起立歩行の障害はとくに視覚による代償を除去したときに著しく,目を閉じては立っていることができずに倒れてしまう(ロンベルク徴候)。下肢,とくに足首,ひざなどに瞬間的な激しい電撃様疼痛や,上腹部に発作性の激痛(胃発症)などがみられる反面,腱や神経幹,睾丸などを強く圧迫したときに生ずる深部痛覚は失われる。…

※「ロンベルク徴候」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む