世界大百科事典(旧版)内のローヤル・クレセントの言及
【住居】より
…これは3~4階の住戸を横に連続させたもので,各戸はそれぞれ街路に向かって入口をもつ。アパルトマンやテラス・ハウスは,建物全体としてまとまりある意匠とされる例が多く,ウッド(子)がバースに建設したローヤル・クレセント(1754‐75),J.ナッシュがロンドン北部のリージェンツ・パークに建てたカンバーランド・テラス(1826‐27)は,共同住宅を全体として宮殿のような意匠にまとめ上げている。同時にこれらの住宅は,共同住宅のレイアウトを都市計画的視野に立って計画した例として知られる。…
※「ローヤル・クレセント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」