ローヤル・パビリオン(読み)ろーやるぱびりおん

世界大百科事典(旧版)内のローヤル・パビリオンの言及

【離宮】より

…18世紀は各国で離宮建設が盛んで,ポツダムのサンスーシ宮殿(1745‐47),ペテルブルグの夏宮殿(1741以降)と冬宮殿(1754以降),イタリア,カゼルタCasertaの離宮(1752‐74)などが建てられた。イギリス,ブライトンの離宮〈ローヤル・パビリオンRoyal Pavillion〉(1815‐23)は,19世紀初頭の異国趣味を反映して〈インド・イスラム式〉と称する特異な形態で知られる。バイエルン国王ルートウィヒ2世が建てたノイシュワンシュタインNeuschwanstein城(1870年代)は,王の狂気の所産とはいえ,都市的日常性を離れた環境を楽しむ場所としての離宮の性格を十分に備えている。…

※「ローヤル・パビリオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android