世界大百科事典(旧版)内のワトソン=クリックのモデルの言及
【DNA】より
…デオキシリボ核酸deoxyribonucleic acidの略称。核酸のうち糖成分がD‐デオキシリボースであるもので,遺伝子の本体をなす。教育や体験によらずに親から子へと自動的に伝わる性質を遺伝形質という。この遺伝形質のもととなり,またそれを親から子へと伝える物質の単位を遺伝子と呼ぶのであるが,遺伝子とは,実は細長い糸のような物質DNAにほかならない。DNAはどの生物のどの細胞にも,その生物の全遺伝情報分だけある。…
【二重らせん(二重螺旋)】より
…ワトソン=クリックのモデルともいう。1953年に,J.D.ワトソンとF.H.C.クリックがDNAの立体構造として提唱したモデル(図)。…
※「ワトソン=クリックのモデル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」