世界大百科事典(旧版)内のワヤン・プルウォの言及
【ワヤン】より
…クリは〈皮革〉の意で,人形が水牛の皮で細工されていることからこう呼ばれるが,物語の内容によっていくつかに区別される。インドの古代叙事詩《ラーマーヤナ》と《マハーバーラタ》を素材とするものをワヤン・プルウォといい,これがワヤンの主流をなし,今日なお盛んに行われている。インドの両叙事詩は10世紀にジャワに入り,一部が翻案されて以来ジャワ中世の詩文学を花開かせるとともに,ワヤンの素材ともなった。…
※「ワヤン・プルウォ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」