《ワルシャワの生残り》(読み)わるしゃわのいきのこり

世界大百科事典(旧版)内の《ワルシャワの生残り》の言及

【シェーンベルク】より

…以後を第4期(1934‐51)アメリカ時代という。 第4期では十二音技法の扱いがより自由になり,バイオリンとピアノの《ファンタジー》(1949)のほか,語り手,ピアノ,弦楽四重奏の《ナポレオンへのオード》(1942),語り手,男声合唱,管弦楽の《ワルシャワの生残り》(1947)などの傑作によって,ナチスへの抗議を行った。著書に《和声学》(1911)ほか多くの理論書があり,また多くの弟子を育て,第2次世界大戦後の理論的音楽思考の基礎を作った。…

※「《ワルシャワの生残り》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」