ワルタータービン(読み)わるたーたーびん

世界大百科事典(旧版)内のワルタータービンの言及

【潜水艦】より

…ドイツはこの時期にスノーケルを実用化し,水上にスノーケルを出すことでディーゼルエンジンの運転に必要な空気を取り入れることを可能とした。さらに,過酸化水素を触媒で水と酸素に分解してそれに燃料を加え,発生する水蒸気でタービンを回転させるワルタータービンを使用した潜水艦の実験を行った。戦後は,酸素の必要がなく1回の燃料補給で長時間運転できる原子力が実用化され,潜水艦に使用されることとなった。…

※「ワルタータービン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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