世界大百科事典(旧版)内のアウリクラリアの言及
【棘皮動物】より
…しかし,ヒトデ類の中で,ある期間保育したり,胎生を経て直接成体になるものもある。ウニ類の幼生はエキノプルテウスechinopluteus,クモヒトデ類の幼生はオフィオプルテウスophiopluteus,ヒトデ類の幼生はビピンナリアbipinnaria,ナマコ類の幼生はアウリクラリアauriculariaと呼ばれている。再生力が強く,ヒトデ類では中央の盤がついていれば1本の腕から全体を再生することもできる。…
【ナマコ(海鼠)】より
…生殖腺は1個のみで,触手付近の背中側に開口する。海中で受精した卵は孵化(ふか)したあと,アウリクラリア幼生auriculariaとなり,次いでドリオラリア幼生doliolaria,ペンタクチュラ幼生pentactulaに変態して成体になるが,すぐにドリオラリア幼生になるものもある。 フジナマコの総排出腔には体長15cm内外のカクレウオがよく共生する。…
※「アウリクラリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」