アステカ式土器(読み)あすてかしきどき

世界大百科事典(旧版)内のアステカ式土器の言及

【アステカ文化】より

…メシカ文化にみるさまざまな文化要素は,すでに存在していたものを継承し,組織化して発展させたものであった。アステカ式土器と称されるオレンジ地黒線文土器は,メシカ族がメキシコ盆地に到着する以前から作られていたものであり,発掘されたみごとな美術工芸品類は,征服地から連れてきた工人によって作られ,複雑な宗教体系も征服地の似た性格の神々を組織化した結果であった。しかし,この事実はメシカ文化の価値を低めるものではなく,彼らもまたメソアメリカ文化の継承者であることを示すものであり,メシカ文化すなわちアステカ文化は,チチメカ文化の頂点の地位を占めることを示すものである。…

※「アステカ式土器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む