アスハバード(読み)あすはばーど

世界大百科事典(旧版)内のアスハバードの言及

【アシガバート】より

…イラン国境から40km,コペト・ダグ山脈のふもとの小丘にある。1919年までアスハバードAskhabad,27年までポルトラツクPoltoratsk,以後アシハバードAshkhabadと呼ばれたが,92年現名に改称。古代より開けた地方で,近くにパルティア時代の都市ニサが,東10kmには15~16世紀の町バガバドがあった。…

【トルクメニスタン】より


[歴史]
 トルクメニスタンは,絶えまのない内乱とイラン人の侵入にさらされていたため,個々の民族がロシア政府の保護を求めることはあったが,ロシアの進出の画期となったのは,1869年にN.G.ストレトフの率いるロシア軍がカスピ海の東岸に上陸し,クラスノボーツクの基礎をおいてからである。81年にはアスハバード(現,アシガバート)がロシア軍の手に落ち,82年カフカス総督管区内のザカスピ州とされた。90~97年陸軍大臣の直轄となった後,トルケスタン総督区の一部となる。…

※「アスハバード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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