アテナイのディピュロン(読み)あてないのでぃぴゅろん

世界大百科事典(旧版)内のアテナイのディピュロンの言及

【門】より

…ナイル川上流に多数建造された要塞の門も,二つの塔のあいだに扉口を設ける形式をとっていた。古代メソポタミア,古代ギリシア・ローマの諸都市の城壁の門も同様の基本形式をとっており,バビロンのイシュタル門(前6世紀),アテナイのディピュロン(前5世紀),ペルージアのアウグストゥスの門(前3~前2世紀),ローマ市の諸市門(3世紀),トリールのポルタ・ニグラ(4世紀),コンスタンティノープルの大市城壁の諸門(5世紀)などが代表例としてあげられる。また古代ローマでは,戦勝などを記念して凱旋門と呼ばれるアーチ門が好んで建造された。…

※「アテナイのディピュロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android