アペイ・アワンジンメイ(読み)あぺいあわんじんめい

世界大百科事典(旧版)内のアペイ・アワンジンメイの言及

【チベット問題】より


[中華人民共和国の下で]
 共和国政府は51年5月,ダライ・ラマ政府と〈チベットの平和解放に関する協定〉を結んだ。いわゆる〈チベット協定〉で,調印者は中央政府の主席全権が統一戦線部長兼民族事務部部長李維漢,チベット地方政府がダライ政府の閣員アペイ・アワンジンメイである。協定では政教一致のラマ支配と信教の自由は保証されていたが,普通教育や西洋医学の導入は旧来の支配体制に風穴をあけ,54年,青蔵(青海~西蔵)・康蔵(西康~西蔵)公路の完成により社会生活万般の変革の基礎ができ上がった。…

※「アペイ・アワンジンメイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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