アポストリオス(読み)あぽすとりおす

世界大百科事典(旧版)内のアポストリオスの言及

【涙】より

…人間も動物も大地も石も木も,すべての金属も泣いたが,悪神ロキが化けたと推測される女巨人ソックだけが涙を流さなかったために,バルドルはよみがえらなかった。 16世紀の人アポストリオスは,ワニは人や動物が川に来る姿を見ると,口にためた水を道にこぼし,足を滑らせる者に跳びかかり引きずりこんで食うが,人の全身を食い尽くすために必ずその頭に涙を落とし,涙の熱で髪を抜いてから食べる,と述べた。人の死を望んでいながら心にもなく泣き悲しむことを〈ワニの涙〉というのはこのためである。…

※「アポストリオス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む