アメリカ金融市場(読み)あめりかきんゆうしじょう

世界大百科事典(旧版)内のアメリカ金融市場の言及

【国際金融市場】より

…90年代に入ってこれら取引所では電子端末入力による付合せ方式で価格が決定されるコンピューター・システムが導入されている。
[現状]
 今日のアメリカ金融市場は,ドルが世界の基軸通貨であることによる貿易・国際資本取引の最大の決済システムを備え,市場規模も時価総額で,債券市場は世界の35%,株式市場は50%を占め,また大規模なデリバティブによるヘッジ・投機取引が行われている。しかも非居住者が自由に参加するので,アメリカ市場はその国内金融市場であると同時に,国際金融市場として重要な役割を果たしている。…

※「アメリカ金融市場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」