アルゴンキン諸族(読み)あるごんきんしょぞく

世界大百科事典(旧版)内のアルゴンキン諸族の言及

【貝貨】より

…このような貴重品としての貝貨は,(1)ある社会関係,例えば結婚,秘密結社への入信,部族間の政治同盟を生みだすために,(2)社会関係のなかの不和を解消するために,例えば祖先への寄進として,あるいは殺人や侮辱に対する償いとして,(3)上位の社会的地位を創出したり象徴化したりするために,例えばポトラッチの贈与物として,あるいは重要人物,首長,王が蓄積し再分配する奢侈(しやし)品として,みせびらかしたり,贈ったり,再分配したりする物品にほかならない。ロッセル島の赤貝製首飾,トロブリアンド諸島で行われるクラ価値物としての赤貝製首飾と白貝製腕輪,ソロモン諸島のカキの貝殻製首飾,ヤップ島の真珠貝貨などオセアニアの島々で広く見られ,北アメリカのイロコイ諸族,アルゴンキン諸族でも貝製数珠玉を多数紐に通した貝貨が知られている。タカラガイ【牛島 巌】。…

※「アルゴンキン諸族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む