アルフレッド・ジャリ劇場(読み)あるふれっどじゃりげきじょう

世界大百科事典(旧版)内のアルフレッド・ジャリ劇場の言及

【前衛劇】より

…1917年に上演されたG.アポリネールのシュルレアリスム劇《ティレジアスの乳房》は,妻が男性に性転換し,一方女性になった夫が4万0049人の赤ん坊を生むという奇怪な内容だが,その独創性で50年代演劇の先駆となった。リブモン・デセーニュ,レーモン・ルーセルなどの作品,あるいは《ユビュ王》初演30年後に結成された〈アルフレッド・ジャリ劇場〉の推進者R.ビトラックとA.アルトーなどの実験的作品がその後に続く。とくにアルトーが主張した演劇における舞台言語の読み直しや,分節言語ではなく肉体言語によって空間を肉体的=物理的に埋めようとする残酷演劇の試みは,50年代前衛劇や,日本のいわゆる〈アングラ演劇〉なども含めて,その後の世界的な運動の高まりの中でしばしば見られた試みとほとんど共通のものであり,その先取りであったということができよう。…

※「アルフレッド・ジャリ劇場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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