イブン・ワフシーヤ(読み)いぶんわふしーや

世界大百科事典(旧版)内のイブン・ワフシーヤの言及

【農書】より

…【飯沼 二郎】
[中東]
 西アジア・イスラム世界の農書kitāb al‐filāḥaは,他の自然科学と同様に,シリアやイラクに広まったヘレニズム文明の影響下に発達した。6世紀にはすでにギリシア語やラテン語の農書がシリア語に翻訳されていたが,イブン・ワフシーヤIbn Waḥshīya(10世紀初頭の人)はこれらの翻訳を基礎にアラビア語による最初の農書《ナバテア人の農業書》を著した。未刊行の写本によれば,この書は土壌の性質や灌漑方法の記述に始まり,続いて小麦・大麦,野菜,果樹などの栽培法が各論の形で述べられている。…

※「イブン・ワフシーヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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