コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イボツノマタ

1件 の用語解説(イボツノマタの意味・用語解説を検索)

海藻海草標本図鑑の解説

イボツノマタ

からだは軟骨質で弾力に富む扁平な紐状で,叉状に数回分岐して扇型になる。からだの両縁は反り返るためややU字型にくぼむ。盤状根から叢生し,岩を覆うよ うに密生する。藻体の上部では幅が広くなり,1〜4回二叉分岐するが,基部に向かって幅は細くなり,基部近くでは円柱状となる。嚢果は体の上部に作られ, 和名の由来であるイボ状の突起をなす。四分胞子嚢や造精器は,顕著な突起を作らない。皮層は小型でやや縦長の細胞が密に並び,その内側にやや大きな細胞が ゆるく配列する。髄層は糸状細胞からなる。生体は紫がかった濃紅色〜緑褐色。 押し葉標本は台紙につきにくい。

出典|千葉大学海洋バイオシステム研究センター銚子実験場「海藻海草標本図鑑」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のイボツノマタの言及

【ツノマタ(角又)】より

…前者をもつ体は胞子体,後者をもつ体は配偶体ということになる。近似の種に,ツノマタと同様に本州太平洋沿岸の潮間帯中部に分布するイボツノマタC.verrucosa Mikami(イラスト),潮間帯下部に分布するオオバツノマタC.giganteus Yendo,コトジツノマタC.elatus Holmesがあり,日本海沿岸にはトチャカC.crispus Stackh.がある。また北海道や本州北部の寒海にはエゾツノマタC.yendoi Yamada et Mikami(イラスト)やヒラコトジC.pinnulatus (Harv.) Okamuraが生育する。…

※「イボツノマタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

イボツノマタの関連キーワード円口類硝子軟骨軟骨鮟鱇麒麟菜春秋に富む弾力性軟骨組織扁平上皮細胞弾力部 (elastic structure)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone