イマギネス・マヨルム(読み)いまぎねすまよるむ

世界大百科事典(旧版)内のイマギネス・マヨルムの言及

【ローマ美術】より

…これはローマ独自の新しい住宅形式で,代表的遺構としてティベリウスのウィラ(1世紀初め,カプリ)やハドリアヌスのウィラ(2世紀初め,ティボリ)などが知られる。【堀内 清治】
【彫刻】
 共和政末期の肖像彫刻の写実性は,エトルリア彫刻とローマ社会におけるイマギネス・マヨルムimagines majorum(祖先像)に由来するといわれるが,ヘレニズム美術の写実主義の影響が強い。それは,《ブルトゥス像》や《バルベリーニのトガ像》に明らかである。…

※「イマギネス・マヨルム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」