イラエヌス(読み)いらえぬす

世界大百科事典(旧版)内のイラエヌスの言及

【三葉虫】より

…進化の傾向としては,小尾→等尾→巨尾の向きが知られている。(1)小尾型――レドリキアRedlichia カンブリア紀前期(2)等尾型――イラエヌスIllaenus オルドビス紀~シルル紀(3)巨尾型――スクテルムScutellum シルル紀~デボン紀 頭部の体節構造は中軸部を形成する頭鞍に見いだされていて,頭鞍溝と頭鞍葉とが認められる。前者は,本来頭鞍を完全に横切る溝構造であるが,進化傾向の一つとして頭鞍全体がふくれるため,中央でしばしば不連続となり,左右で対をなす頭鞍溝となる。…

※「イラエヌス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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