インターナショナル石油会社(読み)いんたーなしょなるせきゆかいしゃ

世界大百科事典(旧版)内のインターナショナル石油会社の言及

【石油産業】より

…その後,零細な石油企業は日本石油と宝田(ほうでん)石油(1892年新潟県に設立)に集中され,1921年に両社が合併して日本石油となった。一方,外資系として1900年にスタンダード・オイルの子会社のインターナショナル石油会社とサミュエル商会(のちのシェル)の子会社のライジングサン石油が設立され,それぞれ日本の石油を採掘・精製するための製油所を新設した。しかし大正末年から昭和初年にかけて,カリフォルニア大油田の発見や外国為替(ポンド)安の影響で,外国原油の流入が著しくなり,日本石油が輸入石油精製中心主義に転換したのと並び,小倉石油,三菱石油などの輸入石油精製会社が設立された。…

※「インターナショナル石油会社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」