世界大百科事典(旧版)内のウェーラー曲線の言及
【疲労】より
… 疲労試験(疲れ試験ともいう)は,平滑な,すなわち切欠きのない試験片を用いて疲労限度を求めるものと,切欠きのある試験片を用いて亀裂進展挙動を計測するものとに分類できる。平滑な試験片を用いて,最大応力と最小応力との差(応力幅)をいろいろな値に変えて疲労試験を行ったとき,応力幅σaと,破壊に至る繰返し数Nとの関係をS‐N曲線(ウェーラー曲線)と呼ぶ。その例を図に示すが,N=106~107で曲線が折れ曲がっている。…
※「ウェーラー曲線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」