世界大百科事典(旧版)内のエスカルゴ料理の言及
【エスカルゴ】より
…これに対して,北アフリカでは中石器時代から食用とされていたことが,カプサ文化などに属するエスカルゴティエールescagotière(カタツムリの殻の貝塚)の存在によって知られている。ヨーロッパでもローマ時代には食用とされており,ローマ人によってヨーロッパ各地に食用カタツムリが伝えられ,なかでもフランスにエスカルゴ料理が発達して17~18世紀に定着した。20世紀になると,エスカルゴはフォアグラとともにフランス料理の代名詞的存在となり,欧米諸国で賞味されるようになった。…
※「エスカルゴ料理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」