エゾヒグマ(読み)えぞひぐま

世界大百科事典(旧版)内のエゾヒグマの言及

【クマ(熊)】より

…北にすむものほど体が大きく,南のヨーロッパにすむ亜種ヨーロッパヒグマでは,体長1.2~1.5mであるが,アラスカやコディアク島にすむ亜種コディアクグマは体長2.8m,体重780kgに達する。北海道にすむ亜種エゾヒグマは体長2m前後。ツキノワグマ(イラスト)はヒマラヤ,ミャンマーから中国,台湾,朝鮮半島と本州,四国,九州に分布。…

【ヒグマ(羆)】より

…大きさは変異に富み,体長170~280cm,尾長6~21cm,肩高90~150cm,体重はヨーロッパ南部産のヨーロッパヒグマU.a.arctosで平均70kg,ユーラシア北部産で通常150~250kg,アラスカ南岸のコディアク島産のコディアクグマ(アラスカヒグマ)U.a.middendorffiは最大で780kg,体長2.8mに達する。北海道産の1亜種エゾヒグマU.a.yesoensisは比較的小型で,体長2mほど。北アメリカ中北部にグリズリー(ハイイログマ,アメリカヒグマ)U.a.horribilisと呼ばれるものがおり,体長2.5mほどで前足のつめが長く,性質が荒いことで知られるが,ヒグマの1亜種とされることが多い。…

※「エゾヒグマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android