世界大百科事典(旧版)内のエテの言及
【サル(猿)】より
…古くはマシ,マスなどと呼び,現代でも青森県,岩手県北部,秋田県鹿角郡,山形県庄内地方,和歌山県日高郡などの方言となって残り,一部では忌詞(いみことば)として用いられる。またエテという名称も忌詞として用いられるが,猿が巧みに物をつかむところから得手と称したといわれる。 猿の毛皮は敷物や矢を収納する靱(うつぼ)を覆うのに用いられ,第2次世界大戦には防寒帽にも使用された。…
※「エテ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」