エバーズ,H.D.(読み)えばーず

世界大百科事典内のエバーズ,H.D.の言及

【互酬】より

…これに対してシンボル次元における対立的二項間の互酬は緊張と対立を内包する均衡が特色である。たとえば,スリランカにおける小乗仏教とヒンドゥー教との関係を分析したエバーズHans‐Dieter Eversによれば,至高で全宇宙の支配主である仏陀と,従属的で世俗の瑣事をつかさどる存在であるヒンドゥー諸神は,祭場,司祭,作法,禁忌等に関しては峻別されて相互不可侵が守られるが,現実の人間生活の安寧・福祉は双方の補完的役割遂行なくしては確保されないと考えられている。すなわち双方の神の間には,背反的ではあるが,他方において相互依存的,互酬的状況が認められるのである。…

※「エバーズ,H.D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報