世界大百科事典(旧版)内のオイラー極の言及
【プレートテクトニクス】より
…断裂帯に沿ってはプレート相対運動は現在はみられないが,その走向はかつてのプレート相対運動に平行なので,過去の運動を復元するときに相対運動の方向の化石としての役割を果たす。
【プレート相対運動】
[現在のプレート]
プレートは地球という球面上の剛体板であるから,その運動はオイラーEulerの固定点定理によって地表のどこかの点(オイラー極)に立てた鉛直軸のまわりの回転として表すことができる(図2)。n個のプレート間には(n-1)個の相対運動が,それぞれのオイラー極の位置と回転角速度によって与えられる。…
※「オイラー極」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」