オトメフラスコモ(読み)おとめふらすこも

世界大百科事典(旧版)内のオトメフラスコモの言及

【フラスコモ】より

…皮層がないため,節間細胞が長くて太い種類(例えばヒメフラスコモN.flexilis Ag.)は,細胞生理学のよい実験材料となった。この属は日本全国で約40種が知られ,代表的なものにヒメフラスコモのほか,チャボフラスコモN.acuminata Braun var.capitulifera Imahori,ハデフラスコモN.puchella Allen,オトメフラスコモN.hyalina Ag.,ナガフラスコモN.orientalis Allenなどがあり,水田,池,湖沼などに生育する。湖沼の深い所に大きな群落をつくる水生植物の代表は車軸藻植物で,そのうちフラスコモ属が最も深い所に生育する。…

※「オトメフラスコモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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