オブジェクト指向データベース(読み)おぶじぇくとしこうでーたべーす

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

オブジェクト指向データベース

オブジェクト指向考え方を取り入れたデータベース階層構造データを管理し、データとそのデータに対する処理オブジェクトとしてまとめて扱える。複雑な処理が必要になるデータ管理に向いている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のオブジェクト指向データベースの言及

【オブジェクト指向】より

…オブジェクト指向言語としては,Actor,Smalltalk,Java等がある。データベースの対象となる複雑なデータをオブジェクト指向におけるオブジェクト単位でデータベースを管理する場合,オブジェクト指向データベースと呼ばれる。オブジェクト指向データベースシステムとしてGemStone,ONTOS等がある。…

【データベース】より

…このモデルは,実世界の情報を実体(E:エンティティ)と関連(R:リレーションシップ)の概念で把握する。また,現代の情報処理のパラダイムがオブジェクト指向なので,あらゆる情報をオブジェクトの集りとしてとらえるオブジェクト指向データベースの考え方がある。データベースは,オブジェクトベースになる。…

※「オブジェクト指向データベース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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