オマキザル上科(読み)おまきざるじょうか

世界大百科事典(旧版)内のオマキザル上科の言及

【オマキザル】より

…霊長目オマキザル科オマキザル属Cebusに属する新世界ザルの総称であるが,オマキザル上科Ceboideaの,またその中からキヌザル科を除いたオマキザル科Cebidaeの総称としても使用される。オマキザル属は中南米の森林に広く分布し,類人猿にも比すべき高い知能をもったサルたちである。…

【真猿類】より

…霊長目真猿亜目Anthropoideaに属する哺乳類の総称。オマキザル上科,オナガザル上科,ヒト上科を含み,原猿類とともに霊長目を二分する。現生の真猿類は中南米のヨザル種を除いてすべて昼行性で,樹上での集団生活を基本とし,この生活様式を通じて,形態上行動上のいわゆるサルらしさを獲得するに至った。…

【新世界ザル】より

…霊長目オマキザル上科Ceboideaに属するサルの総称。鼻の穴の間隔が広いために広鼻猿類Platyrrhiniとも呼ばれる。…

※「オマキザル上科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android