オランダ・フリーシアン[種](読み)おらんだふりーしあん

世界大百科事典(旧版)内のオランダ・フリーシアン[種]の言及

【フリースラント】より

…16世紀以降,泥炭採掘で泥沢地と化していたが,19世紀中に干拓地に変えられ,水位が高いため牧場や採草地に利用されている。 北部および西部の,ワッデン海Waddenzee,アイセル湖の沿岸地帯は海成粘土の地域だが,北部では農業が行われ,西部では中世から牧畜が盛んで,ことに育種については白黒の乳牛オランダ・フリーシアン種が知られ,レーワルデンの牛市はもっとも重要な年中行事である。前3世紀以降,土を盛り上げた数百のテルプterp(フリース語で〈村落〉の意)と呼ばれる丘に定住が行われ,10~16世紀中ごろにテルプを結ぶ堤防が築かれ,干拓されて海ポルダーとなった。…

※「オランダ・フリーシアン[種]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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