カシュヤーパ王(読み)かしゅやーぱおう

世界大百科事典(旧版)内のカシュヤーパ王の言及

【カシミール】より

…ジャンムー・カシミール州は観光地としても有名で,現在は観光業が最大の産業である。 12世紀の叙事詩《ラージャタランギニー》その他によると,カシミールの歴史は伝説的なカシュヤーパ王による農業開拓に始まるとされ,現地名も彼に由来するといわれる。アショーカ王の時代(前3世紀)に仏教がもたらされて発展するが,7世紀に玄奘が訪れるころにはヒンドゥー教が優勢になっていた。…

※「カシュヤーパ王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」