世界大百科事典(旧版)内のカタヤの言及
【マツ(松)】より
…長枝と短枝があり,前者に鱗片葉,後者に針葉をつけるマツ亜科(マツ属Pinus),長枝にも針葉がつくカラマツ亜科(カラマツ属Larix,イヌカラマツ属Pseudolarix,ヒマラヤスギ属Cedrus),および短枝のないモミ亜科(モミ属Abies,ツガ属Tsuga,トウヒ属Picea,トガサワラ属Pseudotsuga,ユサン属Keteleeria)の3亜科に分類される。中国四川省にあるカタヤ属Cathayaはトガサワラ属に似るが,短枝と長枝があり,所属を決めがたい。アカマツ,エゾマツ,トドマツ,カラマツなど林業上重要な樹種が多いが,自然林としても,低地(アカマツ),低山帯(モミ,ツガ),亜高山帯(シラビソ,コメツガ)で主要な景観をつくっている。…
※「カタヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」