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カリナン かりなん

知恵蔵miniの解説

カリナン

南アフリカ共和国で1905年に発見された3106カラット(621.2グラム)のダイヤモンド原石、およびそれから分割カットされたダイヤモンドのこと。サー・トーマス・カリナンが所有する同国北東部のダイヤモンド鉱山「カリナン鉱山」で採掘され、同国政府に売却された後、07年にイギリス王室のエドワード7世に贈られた。後、原石はカナリン1世~9世と名づけられた九つと96の小粒に分けられカットを施された。最も大きなカナリン1世(530.2カラット)は「グレート・スター・オブ・アフリカ」と称され、2016年2月現在、無色透明のカット・ダイヤモンドとしては世界最大(全カット・ダイヤモンド中2位)で、エドワード王の王笏(おうしゃく)に飾られロンドン塔に陳列されている。

(2016-2-18)

出典|朝日新聞出版知恵蔵miniについて | 情報

世界大百科事典内のカリナンの言及

【ダイヤモンド】より

…伝説によれば,フランスのダイヤ商人タベルニエJ.B.Tavernier(1605‐89)が1668年ころインドの寺院でラーマーシーターの神像の目からそれを盗み取ったためのたたりだという。なお世界最大のダイヤモンドといわれる南ア産の〈カリナンCullinan〉は原石が3106カラットあったといわれ,現在は数個に分割されてイギリス王室の王冠や笏に飾られている。【荒俣 宏】
【鉱物学的性質】
 化学組成は炭素で,石墨(黒鉛)と同じであるが,結晶構造がまったく異なる多形の関係にある。…

※「カリナン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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