世界大百科事典(旧版)内のカントル集合の言及
【集合】より
…それがSと一致するとき,Sは完全集合であるという。
[カントル集合]
次に示すカントル集合は,(1)完全集合であって,(2)内点をもたず,(3)どんな正数εを与えても,長さの和がε以内であるような線分で覆うことができるということから,長さ0と考えられ,(4)濃度は連続体の濃度であるということで有名である。 この集合はカントルの三進集合とも呼ばれ,次のように定義される。…
※「カントル集合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」