世界大百科事典(旧版)内のガスクロマトグラフ質量分析法の言及
【質量分析法】より
…またこれらの分野は,イオン‐分子反応が重要な役割を果たしているが,その動力学の研究にも質量分析法は深くかかわっている。1959年に出現したガスクロマトグラフ質量分析法(GC‐MS法)のその後の発展も目覚ましい。多成分試料の分析,あるいは痕跡分析に威力を発揮するため,大気圏,水圏等の環境メディアあるいは生体中に残留する極微量の化学物質(おもに有機化合物)の確認・同定に用いられ,環境科学に欠かせないものとなっている。…
※「ガスクロマトグラフ質量分析法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」