世界大百科事典(旧版)内のキャパシタンス型電気血圧計の言及
【血圧計】より
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[電気血圧計]
直接法では動脈内に直接挿入したカテーテルに血圧計を接続し,このカテーテルを介して伝導される動脈血圧を測定するが,このための血圧計としては,かつては水銀血圧計が用いられていたが,近年電子工業の発展に伴い種々の電気血圧計が考案され,一般に用いられるようになった。電気血圧計の代表的なものとしてキャパシタンス型電気血圧計とストレーン・ゲージ型電気血圧計がある。前者は圧力によってもたらされる金属板の偏位が電気的にコンデンサーとして働くような電気回路をつくり,これを応用したものであり,後者は圧力の変化を弦線のひずみに変え,これによって起こる電流の変化を記録するようにしたものである。…
※「キャパシタンス型電気血圧計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」