キリシタン改め(読み)きりしたんあらため

世界大百科事典(旧版)内のキリシタン改めの言及

【宗門改め】より

…江戸幕府は1613年(慶長18)以来,たびたびキリシタン禁教を令し,キリシタン信徒の摘発を命じたが,それらには具体的な宗門改めの方法が示されていなかった。そのため幕府や諸藩はさまざまな方法でキリシタン改めを実施した。その一つは,29年(寛永6)ころに長崎で始められた踏絵や,幕府法令にたびたびみえる訴人奨励など,キリシタン信徒を摘発する方法であり,いま一つは,反対にキリシタンでないことを証明させる方法であった。…

※「キリシタン改め」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android