キリスト教社会主義運動(読み)きりすときょうしゃかいしゅぎうんどう

世界大百科事典(旧版)内のキリスト教社会主義運動の言及

【イギリス】より

…他方,C.ダーウィンの《種の起原》によって代表される近代科学の成果は伝統的な信仰理解に大きな挑戦となったが,自由主義者や近代主義者は聖書や伝統的な教義の再解釈に努めた。近代資本主義のもたらした弊害に対しては,モーリスやキングズリーらがキリスト教社会主義運動を興して社会実践を推進した。20世紀に入って教会合同運動が始まると,国教会と自由教会各派間の協働態勢が強まり,合同を目指した話合いも進められるようになったが,現時点では合同はまだ実現していない。…

※「キリスト教社会主義運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android