キンバンギ宗(読み)きんばんぎしゅう

世界大百科事典(旧版)内のキンバンギ宗の言及

【キンバング】より

…旧ベルギー領コンゴ(現,コンゴ民主共和国)のメシア的宗教運動指導者。バプティスト教会で教育を受けたのち,レオポルドビル(現,キンシャサ)で大工をしていたが,1921年春,神の啓示により故郷ヌカンバへ帰り,コンゴ族の土着信仰とキリスト教を融合させたキンバンギ宗を起こし,予言者および〈黒人の救世主〉として多数の信者を集めた。キンバンギ宗の信者たちの間には,やがて,21年10月21日には天から降る火によって白人が打ち滅ぼされるという予言が流布され,また納税拒否や強制栽培反対の運動が高まった。…

※「キンバンギ宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む