世界大百科事典(旧版)内のクインラン判決の言及
【安楽死】より
…積極的安楽死に反対する論者にも,尊厳死・自然死を肯定するものが多い。アメリカでは,植物状態にある患者には,憲法上の〈プライバシーの権利〉に由来する延命措置拒絶権があるとしたクインラン判決(いわゆるカレン事件,1976)以来,このような尊厳死を認める判例が多く出ている。前述の〈東海大学安楽死事件〉判決も,患者の推定的意思にもとづく〈延命医療の中止〉は合法であると述べている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」