クリオセラティテス(英語表記)Crioceratites

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリオセラティテス」の意味・わかりやすい解説

クリオセラティテス
Crioceratites

白亜紀初期の異常巻きアンモナイト。その巻き方がヒツジの角を思わせるので crio (ヒツジ) ,ceras (角) ,tite (石) から合成された。模式的な開放巻きで,螺旋状にほどけ,各旋回の間がすいている。肋は密で丸く,周期的に太い肋があり,その上にはとげがある。かつてクリオセラスと呼ばれたものはこれに属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android